株式会社ナリタスの設立への想い

株式会社ナリタスの設立への想い

株式会社ナリタスの
設立への想い

株式会社ナリタスの設立への想い

株式会社ナリタスは2006年3月にIT企業として創業した株式会社グリーンツリーの100%子会社として生まれました。IT企業は華々しく見える一面がありますが、大変価格競争も激しく倒産も数多く発生しております。事実、株式会社グリーンツリーが創業して間もない頃、スタッフも少なく一部の作業を外注しておりましたが、それらの会社は100%潰れました。

株式会社グリーンツリーはサイト制作事業を行っており、サイト制作に半年かかることはザラです。更に請求書を発行し、翌々月末払いと言われますと実に8ヵ月間もの間、一銭も入ってきません。あまりにもキャッシュフローが悪いために、2010年にキャッシュフローのよいビジネス、美容業界に参入致しました。2014年には法人成りをし、現在、板橋区にて3店舗を構えております。

ただ美容業界もコンビニの5倍ものお店があり、最初の頃は順風満帆とは言えず、過去3店舗を閉店しております。ビジネスは10年で94%もの会社が潰れる(注1)と言われるほど、競争が激しい世界です。

注1:日経ビジネス(慶応ビジネス・スクール EXECUTIVE)
https://business.nikkei.com/atcl/report/15/280921/022200058/

この様な状況のなかで永続的に企業が生き残っていくためにはどうすればよいか?ということを創業して10年目あたりから真剣に考えるようになりました。そのきっかけとなったのが、ある数値です。

意外だったのは年収が1億円ある人は日本に約2万人しかいないものの、1億円以上の資産を持つ富裕層人口は日本で約174万人もいるのです。更には10億以上の資産を持っている人は2万6386人(注2)と言われております。

注2:プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/10037?page=2

株式会社ナリタスの設立への想い

やっとたどり着いた
不動産投資

1億円の年収ですと2023年時点での税金は住民税をあわせて約55%。4,500万円で1年間に500万円を使って生活したとしても10億円を貯めるためには25年かかります。しかし25年間年収1億円をもらい続けられるような人はほとんどいません。

数値に違和感を感じ、ここにヒントがあるのではないか?と我々は考えました。結果、たどり着いたのは不動産投資だったのです。

不動産投資は銀行からの借り入れによって金融レバレッジが効くことから、小資本であっても高額な物件を手に入れる事が出来、その借金を賃料から返済することが可能です。ローン自体は30年など、大変息の長いビジネスではありますが、金持ち父さん貧乏父さんの著者、ロバートキヨサキ氏もこの不動産投資ビジネスをやっている事は既知の事実です。

ただこの不動産投資ビジネスは極めて難しいのが実態です。特にこの業界に大変詳しい不動産プロがうようよしており、合法的な詐欺集団となっております。金額が大きいため一度失敗するともう後はありませんから騙されないようにと勉強する事が大切です。しかしながら投資対象が極めて広いため勉強の範囲が広範囲に及んでしまうのです。

築古物件、新築物件、更にはRC、鉄骨、木造、そして更には一棟もの区分もの、どれがベストかは正しい解答がありません。そしてエリアによっても賃貸ニーズは様々、本当に難しい分野だと思っております。

それだけではなく、我々は新築アパート2棟を依頼した建設会社が倒産するなど、大きな損失を過去出したこともあり、与信も重要です。しかしながら、建設会社の与信調査をしても自己資本比率が非常に低い所が多く、商工リサーチなどのデータだけでは見抜けないところもあるのが事実です。

株式会社ナリタスの設立への想い

このように、極めて難しい事業ではありますが、失敗を重ね、現在ではある程度の知識が備わってきたと考えております。

IT事業、美容事業がこれから様々な試練を迎えてもびくともしないような支えとなる会社としてナリタスは今後活躍をしていきたいと考えております。

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